サービス業は復調の見通し/建設業と明暗浮き彫り
(たかしん調査)
高崎信用金庫が三百十九社に実施した調査によれば、市内中小企業経営者は、今年の景気は緩やかな回復に転じつつあるものの、経営の悪化傾向は続くと見ていることが明らかになった。 平成十二年の日本の景気見通しでは、七割が「悪い」と回答し、多くの企業が、未だ景気に悲観的な見方をしているが、十年の九四%、十一年の八八%に比べると、否定的な見方は減少傾向にある。また、過去二年の調査では二、三%にすぎなかった「良い」とする見方が、今回は一四%と大きく増えた。景気予想では、改善傾向にあり、緩やかながら回復傾向にあることが示された。 自社の業績予想では、全体の六割弱が「悪い」と考え、「良い」と答えた企業は一七%と少なく、悪化傾向は続いている。業種別で見ると、悲観的な回答が建設業で七割を越えて最も多い。一方、サービス業では四割弱が良い予想を示しており、他業種と比べて明るい見通しを持っていることが示された。 売上見通しは、前年と比べて「変わらない」が全体で最も多く三五%、一割減少と一割増加がそれぞれ二〇%前後。ここでも、サービス業は六割以上が売上増で、攻勢を見せている。減少予想の第一位が建設業で、落ち幅も他業種に比べて大きく、厳しい見方が強調された結果となった。(平成12年1月13日)
カウントダウンに市民1万人集う 100周年が開幕
高崎市制一〇〇周年、西暦二〇〇〇年の開幕を祝う集いが十二月三十一日から元旦にかけて、もてなし広場で行われ、一万人の市民でにぎわった。ステージでは、市民による合唱や吹奏楽の演奏が行われ、頼政太鼓などのアトラクションが開幕を盛り上げた。 松浦市長は式典のあいさつで、「市制一〇〇周年、西暦二〇〇〇年を迎え、市長として誇りと喜びをかみしめている。新しい未来に向かっての一歩を強い決意で迎えた。すばらしい街の一〇〇周年を大勢の人に知ってもらい、お招きし、二四万市民の皆さんといっしょに真心をこめて、歓迎していきたい」と喜びのことばを述べた。 会場と周辺では、模擬店や喫茶、展示会などが催され夜遅くまでにぎわった。 平成12年1月13日(2371号)
例年より初詣客も増加
二〇〇〇年の新年を迎え、初詣の参拝、参詣者も例年より増えているようだ。 高崎神社では「例年よりも多かったように感じる」、白衣観音慈眼院では「暖かな良いお正月で、人手も多かった。特に三が日が多かった」という。護国神社では「大晦日や三が日は例年通りのようだった。四日以降には仕事始めの団体、七日過ぎまで、参拝者の姿がとだえない」と話している。各寺社では、特別な催事はせず、例年と同様に行ったという。(平成12年1月13日)
二〇〇〇年問題「最高の危機管理だった」
コンピュータ二〇〇〇年問題に備え、対応を進めてきた高崎市対策本部は、四日に「準備をして問題が起きなかったという危機管理では最も望ましい結果になった」と総括した。高崎市では、十二月二十九日から厳重体制に入り、三十一日は消防局を含む三百八十人が登庁、給水車を待機させるなど万が一に備えた。もてなし広場では二〇〇〇年を迎えるカウントダウンイベントが行われるなかで、零時を迎えたが、ガス水道などの社会基盤は全く異常が無く、緊張感がやわらぎ、午前二時十五分に安全宣言を出した。 担当の市システム課では「これまでの準備がどう評価されるかという思いで二〇〇〇年を迎えた。全世界的にスクラムを組んで、問題を撃退したのではないか。今回のことで、市民に防災意識が定着し、自分の安全は自分で守る自己責任、災害に備えた備蓄が必要であることが浸透したと確信している。行政も市民も不測の災害に備えた準備が大切であることがはっきりした。最高の危機管理ができ、良い経験であったと感じている。今年度いっぱい、あるいは今年いっぱいは要注意で、トラブルの危険は消えているわけではない」と呼びかけている。 高崎市等広域消防局の気象観測装置の日付誤表示は事前に分かっており、システム上修 正はできないが、実害はない。同装置は数カ月中に入れ換える予定。(平成12年1月13日)
十月に姉妹五市会議
今年十月に国際姉妹友好都市五市が高崎に集まって開催する環境会議の本市実行委員会 (熊倉浩靖委員長)の設立総会が、十二月二十二日に市役所内で行われた。 五市が連携協力して地球環境問題に取り組むことが平成七年の第二回高崎サミットで首 長採択され、これまで各市持ち回りで毎年開催されてきた。過去四年間の成果を総まとめ するのが今回の環境会議となる。 子ども会議や学識者会議などを含む一週間の日程で最終日には、第三回高崎サミットが 開催される。(平成12年1月13日)
ふとりすぎは20年で倍に 体位の年次別推移
高崎市はこのほど平成十一年度の学校保健統計調査結果をまとめた。本紙では昭和五十六年からの資料をもとに、この十八年間の体位の推移を調べてみた。昭和三十年の県平均値と比べると小学六年生(十一歳)では、身長で約一二p、体重では約一○s増加しているが、ここ二十年間はなだらかに増加してはいるものの大きな変化はない。一方、体型を示すローレル指数の平均値を見ると、本市では二十年間でふとりすぎの児童が倍増している。男子が女子に比べてふとり気味の傾向がある。やせ傾向の比率は、年次推移、男女間ともに差はない。(平成12年1月13日)
二十一世紀の夢に向かって 高崎市成人式
平成十二年高崎市成人式が十日午前に開かれた。同日早朝の雨のため、予定されていたもてなし広場から群馬音楽センターに会場を変更しての開催となった。 松浦市長は「二〇〇〇年代の幕開け、市制一〇〇周年の節目の年に成人式を迎えた皆さんが二十一世紀を大きくリードしてくれる期待している。一歩一歩夢に向かって努力して欲しい。これからの人生行路はなまやさしいものではない。着実な歩みで輝かしい未来を祈っている」と祝辞を述べた。来賓代表の高橋市議会議長は「これからは独立した個人として権利と義務を負い、社会に責任ある行動が必要。二十歳は人生で最も美しく、無限のエネルギーがある。重大な仕事を立派にはたしてくれると確信している」と話した。 新成人を代表して、山田恵理さん(倉賀野中出身)は米留学での出会いの感動から「自分の夢を確かめこれから歩み続けるスタートラインにしたい」、廣岡友和さん(並榎中出身)は、現在メジャーリーグ選手になるために努力を続け「可能性は夢の先にある。高崎は夢を育て表現できるホームグラウンドであることを望む」と力強く抱負を語った。 式典では頼政太鼓のアトラクションが花を添えた。高崎市では、市内十六中学校の代表による企画委員が成人式を運営。記念品には図書カードが配られた。龍と2000を図案化したもので、新成人の飯塚真理子さんのデザイン。本市の新成人は、男子一七六五人、女子一五四七人、合計三三一二人で、式には一九五一人が出席した。
式よりおしゃべり 成人式の常識?
成人式は、旧友と再会する同窓会といった傾向が全国的にあり、本市も例外ではない。 毎年、式に訪れる半数ほどは、会場の音楽センター内に入らず、センター前の広場でおし ゃべり。式には無関心な参加者が大勢いる。一方会場内でも、着席せずに通路でおしゃべ りがはずむ。開会時に「できるだけ席について、おしゃべりをやめてください」と司会か ら注意が出る式典は成人式だけ。近年では携帯電話の音があちこちから聞こえてくる。来 賓のあいさつは議長だけで短縮された。以前は国会、県会議員の祝辞があった。登壇者にあまり耳を傾けず、おしゃべりの騒がしさの中で祝辞をもらうのは「かえって失礼になる(市教委)」からだ。式に参加させようと呼びかけてもなかなか入らない、入ればまたうるさいと担当の市教委を悩ませてきた。 高崎市では、要望もあって昨年から成人式を野外で行い、来場すれば、式に参加できる仕組みだ。今年は、早朝の雨で「万が一晴れ着が濡れるとたいへん」と市教委が判断し、音楽センターに変更したため、以前と同じ様子になった。また、式で配付していたパンフレット、選挙や人権に関する資料も廃止。帰りに捨てていく人が多く、片付けや清掃がたいへんだった。式の後、友人と出掛けるのにじゃまな荷物になる。「会場の中だけだったら回収は楽。周辺の路上、公園に散乱している(同)」。今年は、配付物は図書カードだけ。台紙に式次第を印刷し、小さくおさめた。 こうした状況は高崎市だけでなく、全国どこでも同じで成人式のあり方が問われている。式典をやめて、娯楽色の強いものに変更する自治体もある。「小中学校の式典はとても厳粛なんですけど」と市教委のことば。(平成12年1月13日)
写真で見る街の変遷 十六日までギャラリーで
高崎シティギャラリーで、市制一〇〇周年記念の「高崎回顧写真展」が十六日まで開かれている。同写真展は、平成十年度に第一回目を開催し、風俗を主として、市民生活を写した写真を展示。第二弾となる今回は、街並みがテーマ。明治から昭和四十年代に写された百点を越える写真から、高崎の歴史をたどる。 駅や市役所、郵便局、裁判所、警察署など高崎を代表する建物の数々は、今は場所も建物もうつろい、街の表情も大きく変化している。会社、銀行、商店街、住宅にいたるまで、写真でしか見ることのできない風景が、往時を知る人には懐かしく、また、知らない世代にも新鮮な発見がある。一枚一枚の写真を丹念に見ると、その時代の姿とともに変わらずに受け継がれてきたものに気づく。 入場無料。開場は午前十時から午後六時。五時三十分まで入館できる。会期中は無休。第六展示室では、高崎市民新聞の誕生と昭和二十五年の高崎の街を記録した映画「高崎での話」が終日ビデオ上映されている。(平成12年1月13日)
大学院の初年度学生を募集 高経大地域政策研究科
四月から開設される高経大大学院の地域政策研究科修士課程の入試要綱が発表された。 定員は一般学生七人、社会人学生十人、留学生三人で、それぞれ選抜試験科目が異なる。 試験日は二月二十日で、出願は二月三日から十日必着。大学院では、社会人教育を配慮し 、夜間と土曜日の受講だけでも履修できるカリキュラムが実施される。 要綱の請求と問い合わせは同大入試係344・6265。(平成12年1月13日)
阿久津に新焼却炉が完成 臭気対策重点に処理能力が倍
老朽化した城南処理場の下水処理を阿久津処理場に移行するため、高崎市下水道局は、 平成九年度から阿久津の増設工事を進めている。このほど汚泥焼却炉が完成し、十二日に 関係者や地元代表を集めて火入れ式が行われた。 阿久津処理場では、現在、一日当たり四万七千トンの下水が処理されているが、城南処 理場の廃止と将来的な処理量の増加に備え、十万五千トンに能力アップする増設工事が進 められている。 計画では、新たに四棟が新設され、平成十年度に汚泥処理棟に続いて、今回の焼却棟が 完成した。水処理棟と沈砂池ポンプ棟が十二年度の完成をめざして工事が行われている。 完成した焼却炉は、下水処理の最後に排出される汚泥を八百度の高温で乾燥焼却するも ので、旧炉の倍にあたる一日当たり四十トンの能力を有する。旧炉では汚泥の搬送にベル トコンベアが使われていたために臭気漏れが余儀なかった。新施設は、パイプラインによ るポンプ圧送になり、臭気対策を重点とした設計になっている。 松浦市長(代理・角貝上下水道管理者)は「ごみや汚水処理と伴うダイオキシンや窒素 酸化物対策が迫られている。新焼却炉はダイオキシンはもとより、施設周辺の環境対策と して住民の方々の要望を取り入れ、臭気対策に万全が期されている。市の都市基盤整備と して焼却施設が稼働し大変喜ばしい」と述べた。地元選出の高橋市議会議長は、同処理場 の増設工事に至る過程で、公益と臭気に悩む地域住民との調整に腐心し「下水道は市民生 活に密着した根幹的施設で快適な環境の保全に不可欠。周辺の臭気対策を念頭に建設した 」とあいさつした。 要した工期は二年で、総事業費は三十億円。(平成12年1月20日)
オウム阻止で警戒
藤岡市のオウム信者撤退に伴い、本市への流入を防ごうと、同教団道場があった倉賀野 町では、昨年末から対策本部を設けて警戒にあたっている。 倉賀野地域には、百坪の道場跡地のほか、小鶴巻古墳近辺に五十七坪のオウム信者が所 有する土地がある。道場跡地横ではテントをたて、今月いっぱい、午前午後それぞれ二時 間の監視と情報収集を行う。 倉賀野町では、暮れの二十四日に区長会を開き、市当局の巡回警戒に歩調を合わせて今 回の監視を決めた。区長と交通指導員、青少協の三団体が交代で当番にあたり、近所で不 審な動きがあった場合は情報を寄せてもらうよう地域に呼びかけている。 和田浜次郎区長会長は「今のところ異常はない。正月に県外ナンバーの車が来て、ひや っとしたが、近所を訪れた年始客でほっとした。あと半月真剣に警戒したい。二〇〇〇年 問題と同様に、何も起こらなければ良いと願っている」と話している。 和田会長は「オウムとしては土地を売って資金化したいようだ。売地看板の連絡先にあ るオウム信者に電話してみたところ、坪三十万円で、詳しいことは会って話しをしたいな どと言っていた。市に買い上げて欲しいが、オウムに資金を提供するようで、ためらいも ある。道場跡地は、雑草が生い茂っていたので、火災の危険防止から消防局が草刈りをし てくれた。オウムが関連するので土地取り引きは難しいと思うが、日当たりの良い宅地な ので、良い買い手がつけば安心できる」と心の内を語っていた。(平成12年1月20日)
青年が時代を切り開け/JCが新年総会
高崎青年会議所(川鍋太志会長、会員百五十人)が、十七日夕、市内ホテルで新年総会を開き、会員や来賓二百人が集った。 川鍋会長はあいさつで、”抱こう大きな夢を 語ろうすばらしい未来を 今、挑戦の時二〇〇〇”を今年のモットーに掲げ、叡知と情熱を持って活動をしていこうと呼びかけた。「激動の時代を青年がどう切り開くか。心豊かな社会を築かなければならない」として、市民とのネットワークを積極的に推進、二十一世紀に向かっての政策提言、二〇〇一年の高崎青年会議所五〇周年の顕彰−などの方針を示し、全力で活動したいと抱負を語った。 来賓の小寺知事、松浦市長、児玉会頭は、「若さとエネルギーを存分に発揮して地域社会のために力を尽くして欲しい」などと青年会議所に対する期待のことばを寄せた。(平成12年1月20日)
バレーボールで前高交流
前橋・高崎両市の連携、交流を深める「家庭婦人バレーボール大会」が十六日に浜川体 育館で行われた。 この大会は、前橋高崎連携市長会議による二市合同の事業で、今回が第一回目。両市の スポーツ振興と市民交流をはかるのが目的。九人制バレーボールで、それぞれ十二チーム ずつ、二十四チームが参加し、四ブロックにわかれて競った。萩原、松浦市長とも、バレ ーボールを通じて友好の輪を広げて欲しいとあいさつし、スポーツ交流に大きな期待を寄 せた。 優勝は、Aブロック=高台クラブA(前橋)、Bブロック=オール東(前橋)、Cブロ ック=オール南橘(前橋)、Dブロック=ひまわりクラブ(高崎)で前橋勢がやや優勢と なった。どのチームの選手も、家事や育児、仕事のなかから時間をやりくりしながらの練 習。「かかあ天下にふさわしい婦人バレーボール」と話す来賓もあった。予選、決勝とも 僅差の接戦で、一球一球に大きな歓声があがっていた。(平成12年1月20日)
トップは韓国・朝鮮 高崎在住の外国人数
高崎市に住む外国人は、平成十一年十二月二十八日現在で二五六八人にのぼる。その内訳は、男一一三八(一一四)人、女一四三○(一四二)人となっている。かっこ内は十六歳未満の人数。平成七年からの外国人人口の推移は、平成八年から九年に減少が見られるものの、増員傾向にあり、五年間で約五百人の外国人が高崎に居を移している。現在の外国人居住者数を、高崎市の人口と照らし合わせると、人口の約一%、百人に一人が外国人という計算になる。 国籍別では、韓国及び朝鮮の五五一人が最も多く、次いでフィリピン五○六、中国四九二人、ブラジル二八○人、タイ一四五人と続いている。地域別では、アジア地域からの居住者が二○六○人と、外国人人口の八割を占め、次いで南アメリカ四一一人、北アメリカ八一人となっている。世帯構成では、フィリピンの成人女性が四四八人と多い。(平成12年1月20日)
100周年のヒット商品?記念バッジ在庫切れ
高崎市が市制一〇〇周年を記念して昨年末に製作した記念バッジ一万個が、二週間あま りで完売した。市も予想外の売れ行きと驚いている。 バッジは佐藤晃一氏がデザインした一〇〇周年ロゴと、市民公募のキャラクター「ダル マルくん」の二種類。市職員は徽章として付け、また一〇〇周年事業の参加者への記念品 としても配付。庁舎一階の情報コーナーではそれぞれ二百五十円で一般に販売された。県 外からも問い合わせもあったという。一〇〇周年のピーアールに効果をあげそうだ。 現在増産中で、次の入荷は二月中旬の予定(平成12年1月20日)。
インフルエンザが猛威/十日間で47学級が閉鎖
高崎市内の小学校で、インフルエンザによる学級閉鎖がこの一週間で急増している。市教委では今後も増え続けると見ており、「去年に引き続いて今年も猛威を奮うか」と危機感をつのらせている。 今年度のインフルエンザによる学級閉鎖は、一月十五日に第一中が第二学年の三学級を学年閉鎖したのを端緒に、翌週の十八日から市内全域に拡大した。二十六日段階で、二十七学級が閉鎖中。十日あまりで、延べ十九校四十七学級に及んだ。十九校のうち、中学校は第一中だけで、残りは小学校。多くは一、二年生の低学年となっている。 検出されたウィルスはAホンコン型。症状は三十八、九度の高熱が特徴で、のどの痛みや吐き気、せき、悪寒を伴う。高崎保健福祉事務所の話では、現在、流行のピークを迎えつつあり、一段落するのは二月末だという。インフルエンザが拡大する速度は、体力のない小学生のほうが速く、保育園や小中学校の兄弟姉妹を介して周辺校に広がる。学級閉鎖は、クラスの二割が欠席した場合、校医と相談の上で学校長が判断。中学校の閉鎖数が少ないのは学年末時期で「慎重に様子をみることが多い(市教委)」ことによる。閉鎖期間は潜伏期間を見て四日間ほどだが、長野小で六日間、塚沢小で八日間、八幡小で十日間など、長期措置も出ている。 市教委では「予防策は手洗い、うがい、人ごみに出ない。症状が出たら、無理をしないで早めに休むことしかない」と励行を呼びかけている。また、高齢者ついて保健福祉事務所では「去年の教訓から、予防接種を受ける人が多く、効果を上げているようだ」と大きな被害に至っていないと話していた。(平成12年1月27日)
車椅子での利用が便利に 駅西口に福祉型エスカレーター
高崎駅西口に車椅子で乗れるエスカレーターが二基設置され、二十五日から運転が開始 された。このエスカレーターは、だるま壁画側の一階出入口から二階ロビーに通じるもの で、車椅子での駅利用を円滑にする。 高崎市では、高齢者や障害者にやさしい街づくりを進めており、今回の駅整備もその一 環で、建設省の補助事業として行われた。市内で車椅子を利用している人は約四千人。高 崎駅を車椅子で利用する人は月平均で百件(平成九年JR高崎支社調べ)と予想されてい る。 エスカレーターの設置費用は一億三九八〇万円。高崎駅周辺では、西口ペデストリアン デッキから自由通路を経て、東口デッキと駅舎北側にかかる自由通路などの建設構想があ る(平成12年1月27日)。
「ハープの泉」に決定
宮元町の三号広場の愛称募集に五三三件の応募あり、十七日の選定委員会で「ハープの 泉」に決まった。 同愛称は一場要二郎さん(和田多中町)、岡田玲子さん(新町)、笛木節子さん(萩原 町)田辺紀代子さん(大橋町)の四人から応募があり、採用記念品が贈られる。(平成12年1月27日)
初めての冬まつり
第一回高崎冬まつりが二十二日正午から、もてなし広場で開かれた。高崎の春と夏と秋には大きなイベントがあるが、冬のイベントも作り定着させようと企画。正午からダルマ落としゲームやビンゴゲームなどのアトラクションの他、市内飲食店のが出品する鍋料理の模擬店が、訪れた人の体を温めた。 同まつり実施本部長の根岸将光さんは「冬まつりを市民に定着させたい。どうぞ楽しい冬の一時をお過ごし下さい」とあいさつ。同まつりを毎年開催する意欲を話した。午後四時半からは、市内の小中学生がだるまと招き猫をテーマに描いた約九百個の提灯が灯され、会場を彩っていた。(平成12年1月27日)
グランドワークって何? 環境保全講演会で
グランドワーク運動で環境保全を提案する講演会が二十五日、シティギャラリーコアホールで開かれた。 講師は東京農工大学の千賀裕太郎農学部教授。市が主催する環境保全行動講演会で「自然を生かした住民参加のまちづくり グランドワークによる環境保全のすすめ」を講演した。 グランドワークとは、地域の活動現場での実践的な環境改善のこと。その目的・活動・主体・技術をそれぞれ「環境改善を中心とした地域をよくする」「ボランティアの参加で汗を流す実践活動」「住民、企業、行政のパートナーシップで推進」「専門能力のある助言者やスタッフの確保」の四つのポイントを示して説明した。 千賀教授は、「環境問題という地球環境という壮大なものを思い浮かべてしまいがちだが、それも、それぞれの地域環境の問題だ。子供が産まれない、育たないという昨今の日本の教育問題も、実は環境問題だ。環境保全には、地域の人々が地域にあった活動をするのが基本。」と話し、具体的な方法と実践について、成功した地域の例を挙げながら説明した(平成12年1月27日)。
古道具に見る庶民史
高崎市歴史民俗資料館で、新収蔵作品展「忘れられていたタカラモノ」展が開かれている。同展では、市民から寄贈を受けた資料七百点余りを展示。庶民生活の民具、職人の道具、兵役や戦争に関連する品々が並ぶ。 激動の時代に浮き沈みしながらも、たくましく生きてきた庶民の姿が、展示物からいとおしく感じられる。また当時としては最先端、最新式であったろうと思われるの生活用品、同展の目玉である桶職人の道具一式の壮観さは、歴史の表舞台には出ることのない貴重な民俗資料だ。 同館では、前に「蔵の中の我楽多(がらくた)」展として市民からの寄贈を受けた資料展を開催し、今回もそれに続くもの。ガラクタと見るも良し、宝物として見るも良し、いずれにしても、展示物には、観覧者の暖かな眼差しが注がれることだろう。 二月四日まで。入場は無料。開館は午前九時から午後四時。月曜日と祝日の翌日が休館。問い合わせは同館352・1261(平成12年1月27日)。
読めば博識 /大木さんのラジオ番組が本に
ラジオ高崎で毎週木曜午前七時四十分から放送されている大木紀元さんの番組が、一書にまとめられた。 大木さんは、本市出身のデザイナーで、ダッコちゃんの考案者として知られる。企画プランナーとしても活躍し、高崎市制一〇〇周年のロゴマークも彼の手による。同書は、季節や記念日にまつわる古今東西のエピソードを歳時記風にまとめたもので、読み進むと博学家に。「なるほど歳時記」KKロングセラーズ刊。ラジオ高崎で販売している。千五百円税別。問い合わせは同局322・5555。(平成12年1月27日)