高崎市制一〇〇周年式典が一日午前、群馬音楽センターで行われた。式典は、音楽の街にふさわさく、群馬交響楽団や本市の音楽家の演奏をふんだんに盛り込んだプログラムとなった。市制一〇〇周年記念曲「煌(こう)」が群馬交響楽団と作曲者の宮下伸氏の箏で披露。同曲は、西洋と東洋の交流を通じた新たな価値創造をテーマにしており、地球的な視点で街づくりを進めていこうとする本市の姿勢を音楽に託したもの。 式で松浦市長は「先人の偉業と歴史の蓄積を糧に、二十一世紀の高崎づくりの第一歩」と、一〇〇周年の意義を述べ、地球的な広がりの中で高崎をとらえる必要性を強調した。高橋市議会議長は「試練を越えて、明日の高崎を築くことこそ今を生きるものの責務」と話した。高崎選出国会議員の福田康夫氏(小渕首相代理)、中曾根康弘氏や小寺知事が祝辞を述べ、姉妹友好五市からも祝文が寄せられた。 市制一〇〇周年にあたって、市内十六中学校の生徒代表三十二人が、希望と決意を発表。生徒らは「高崎市民として誇れるものは何か」を問い、次の世代としてどのような街にしなければならないかを提起した。環境問題や心のゆとりの無さへの危機感を述べ「必ずしも現状に満足しているわけではない。あらためて高崎の誇れるもの探しが必要だ。新しい伝統と遺産を次の百年に育てていきたい」とまとめた。 式は、群響の演奏にのせた高崎少年少女合唱団と京ケ島小合唱部の児童合唱で終幕した。(平成12年4月6日)
レシートで福引き
一、二日に市街地商店街で商都フェスティバルが行われ、訪れた買い物客でにぎわった。同フェスは、中心商店街活性化と各店の売上げ増をねらった催しで、買い物レシートの福引きも好評。客足も上々という。(平成12年4月6日)
京ケ島に消防センター
島野町に京ケ島コミュニティ消防センターが完成し、一日から利用が始まった。同消防センターは、高崎市消防団第十八分団の詰所が老朽化し、駐車場不足など不便だったことから、地域要望にそくして建設された。一階は第十八分団が使用し、詰所と消防車格納庫など。二階は会議室で、京ケ島地区の防災活動、地域活動で使用できる。敷地面積は五〇〇平米(平成12年4月6日)。
選管委員長に天田氏
高崎市選挙管理委員会は、委員の任期満了に伴い、三月二十四日に委員会を開催し、委 員長に天田豊久氏を互選した。任期は四年間。新委員は次の通り。敬称略。 委員長/天田豊久(下滝町・七十七歳)▽委員長職務代理者/土屋利一(筑縄町・七十三歳)▽委員/山口義雄(石原町・七十三歳)▽委員/秋山実夫(矢中町・六十六歳)。(平成12年4月6日)
”放置禁止”足元から
高崎駅東口の下水道マンホールに放置自転車禁止と市制一〇〇周年をPRするカラフル なふたがつけられた。高崎市では平成四年度から、高崎駅の東西と井野駅の東西を自転車放置禁止区域に定めて効果を上げている。 市全体の放置自転車数は、平成十年度で警告が六八七三台、内、撤去数が三四七〇台。駅東口については、警告が二〇八三台、撤去が一一二七台となっている。撤去した自転車の半数は引き取り手が無く、リサイクルまたは廃棄処分となる。(平成12年4月13日)
自分との戦いが大切
高崎市スポーツ少年団の総合開会式が二日午前、浜川体育館で行われ、千三百人の子どもたちが元気いっぱいに集まった。本市のスポーツ少年団は、群馬県一の規模で、百八団体二千人が加盟している。 式で、国峰善次郎団長は「自分自身と戦うことが大切」と子どもたちを激励。来賓の教育長、体育協会会長らも「自分を鍛え、友情を育てて欲しい」「一人ひとりがオリンピックをめざして素晴らしい選手になって欲しい」と期待の言葉をかけた。 参加した子どもたちの代表からは「スポーツをやっていて良かったと思った。これからもたくさん練習したい」「対戦相手を尊敬することを学んだ」「スポーツを通じて、めぐまれない人を助けていきたい」「将来は子どもたちにスポーツの楽しさを教える指導者になりたい」と体験や抱負が発表され、会場から拍手を受けていた。(平成12年4月13日)
「一日も早い回復を」見舞客も沈痛な表情
小渕恵三事務所
小渕前首相の緊急入院から二週間余り、八島町の小渕恵三事務所には、回復を願う見舞客が大勢訪れている。同事務所にこれまでの経過などを聞いた。 ・第一報が届いたのは 小渕恵三事務所▽二日深夜、青木官房長官が発表する直前に知らせが入った。「信じられない」という思いだった。それまで健康そのもので、精力的に国務をこなされていた。激務だと聞いていたので、心配はしていた。情報が少ないことへのいらだちもつのった。 ・内閣の総辞職についての思いは。 小渕事務所▽小渕総理が命がけで国難に立ち向かい、全力疾走してきて、景気対策や沖縄サミットなど、成果がようやく花開くかと思われた矢先、総理自身も無念なことだと思う。総理の意識が無い状態での総辞職は、まさに言葉も無かった。断腸の思いに尽きる。最もつらいのは、総理がまだ、このことをご存知ないことだ。 ・回復を願う市民、県民が大勢見舞いに訪れているが。 小渕事務所▽総理就任以来、県民の皆さん、自民党県連をあげて支えていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいだ。今は期待に応えられない状態が続いているので、残念であり、また本当に申し訳ないと思っている。必ず政界に復帰されると信じている。一日も早く回復し、皆さまの期待に応えられるよう願っている。奇跡を神に祈る気持ちだ。(平成12年4月13日)
各地の味覚と芸能集めて
国道17号や50号などの沿線四県五十七市町村の交流と発展をめざす北関東・新潟地域連携軸推進協議会(会長・松浦市長)のフェスティバルが九日にシティギャラリーハローフォーラムで開かれた。 物産展では、新潟、栃木、茨城、群馬各地の特産品を販売するテントに訪れた市民を集めていた。柏崎市の海産物や笹団子、佐野ラーメンなどが人気で、会場のベンチで各地の味覚を楽しむ姿が見られた。松浦市長は「桜がやっと咲き始め、お花見日和の一日を楽しく過ごして欲しい」と会場に呼びかけた。ステージでは、四県の郷土芸能が披露され、フェスティバルに花を添えた。同協議会は平成七年に設立され、地域連携の方向などを検討してきたが、こうした物産展を開くのは今回が初めて(平成12年4月13日)。
おにいさん、おねえさんよろしくね
十日、高崎市立小中学校の入学式が行われた。 南小学校(原秀介校長・籠島和芳PTA会長)では、二十六人の新一年生を迎えた。上 級生は「わからないことは何でも聞いてください」と呼びかけ、校歌を歌って入学を祝福 。原校長は祝辞で「学校生活を楽しく、友だちと仲良く、交通事故に気をつけて」、籠島 PTA会長は「ワクワクドキドキすることが明日から待っている」と話した。新一年生は 、「おにいさん、おねえさん、よろしくおねがいします」と全員でこたえた。参加した保 護者はカメラやビデオを手に、式の風景を収め、目を細めていた。(平成12年4月13日)
企業の投資意欲低調
高崎信用金庫が取引先三一九社に対して行った調査で、平成十二年度中の企業投資が低調であることが示された。 十二年度に、設備や人材教育、研究開発への投資を実施しない企業が六六・一%、実施するが一七・〇%、検討中が一六・〇%。十一年度の投資状況は、投資しなかったが六五・三%、投資したが三四・七%で、ほぼ前年と同様の傾向となっている。 投資した内容は、「機械・店舗設備の更新・増設」「パソコン等の情報機器」が上位を 占めている。金額では一〇〇万円〜五〇〇万円が一二・四%、一千万円〜五千万円八・三%、一〇〇万円未満六・三%などで、大口投資が少なく、少額に分散している傾向がある。 中長期的視野に立った投資計画では、インターネットを含む情報化投資が二四・六%と関心の高さを表している。次いで従来設備の更新強化二〇・七%、合理化省力化二〇・一%で、新規事業や研究開発は3〜6%と低調だ。 業種別で見ると、投資意欲が比較的高いのが製造業、サービス業。特に製造業は、十一年、十二年と続いて、五千万円〜一億円を越える投資がしめされている。一方、意欲が低いのが小売業、建設業で投資規模も控えめとなっている。(平成12年4月13日)
もてなし広場のトイレ完成/女性や身障者にも配慮
もてなし広場に高崎市が建設していた公衆トイレがこのほど完成し、四月一日から供用が始まった。 同トイレは、昨年十一月から整備が進められていたもので、事業費は四千八百万円。構造や外観には高崎女性経営者研究会のメンバーらの意見が生かされ、女性や身障者に配慮した仕上がりになった。 城祉公園内であることを意識し、全体のイメージは和風が基調。和式・洋式トイレの他、子供用の小便器や和式トイレ、姿見、ベビーベッド身障者対応の小便器なども設置されている。
蔵書百十万冊以上 図書館の相互利用が可能に
高崎都市圏の図書館の相互利用が四月一日より開始された。それにともない、各図書館の所在地や利用時間などを記したリーフレットも作成され、図書館や市役所一階の市民情報センターで配布されている。 図書館の相互利用は、高崎都市圏の十一市町村長がメンバーとなる高崎都市圏連携会議の協議で合意され、実現されたもの。構成市町村は、高崎市、藤岡市、安中市、榛名町、倉渕村、箕郷町、群馬町、新町、吉井町、松井田町、玉村町。同都市圏の住民であれば、十一市町村のどの図書館でも利用が可能。十一の図書館の蔵書は計百十万冊以上にのぼる。(平成12年4月13日)
書体を楽しむ姿勢で/楽水会が書展
書道グループ『楽水会』(小中岱香主宰、四十人)の書道展が、十四日から十九日まで高崎シティギャラリーで開催される。 楽水会では、漢字やかなに加え、ペン字の指導も行っている。会員同士の心がふれあい、アットホームな雰囲気の中で毛筆やペン字の腕を磨いてきた。約四十人が出品した同展では、会員らが日頃の成果を発表する。 主宰の小中岱香さんは、「楽水会の書体は、だれでも読める正統的な書。書体を守るというより、楽しむ姿勢だ。古典の字の美しさを楽しんでほしい」と話していた。(平成12年4月13日)
展望ロビーに絵画
市役所二十一階の展望ロビーに、高崎市在住の大谷礼禮子画伯の作品五点が展示されている。 同ロビーの北側壁面は市民に芸術に親しんでもらおうと、高崎市ゆかりの画家の絵画作品が展示されている。大谷画伯の作品は六カ月間、同ロビーに展示され、市民の目を楽しませる(平成12年4月13日)。
法輪寺で「考座」
弔いや、墓について考える市民シンポジウムが、昨年十二月に僧侶や医師をパネラーに開催された。十八日の午後六時三十分から法輪寺(羅漢町)で開催される「考座」はその後の勉強会。西野寿章高崎経済大学教授が話者に迎える。 西野教授は、曹洞宗の寺に四年間奉職した経験の持ち主。「宗教は死者のためだけにあるのではなく、生きている現世のわれわれのために存在している。先祖や身内を弔う現世のわれわれこそが、生きる道を求道しなければならない」と「求道の日々 到彼岸の心に学ぶ」を話す。参加費は無料。参加申し込み、問い合わせは322・8166(浅川・青山)へ。(平成12年4月13日)
火事救急・出動時間を短縮/119番発信地を瞬時に
新指令システムで初動迅速化
高崎市等広域消防局が三月に導入した新指令システムは、県内で初めて119番通報の発信地を表示するシステムを採り入れ、消防隊が出場するまでの時間を短縮し、一刻を争う救助活動に、大きな効果を上げている。 新指令システムは、119番通報を受けると、発信地を瞬時にコンピュータ画面の地図上に表示し、火事・救急が特定された時点で、「○○町で火事/救急」といった予告指令を消防隊に発令。出場隊に地図付の指令書を電送し、正確ですばやい現場把握と消防救急活動を可能にしている。出場までにかかる時間を、今までよりも、一分間短縮することができた。 消防局では、火事、救急隊など、五分以内で災害現場に到着させている。心肺機能が停止した重篤患者の統計的な蘇生率を見ると、停止後三分で対処した場合は五〇%、四分で二五%となり、以降の蘇生率は激減する。火事の場合でも、ボヤから大火に燃え広がるなど、初期における一分間は、大きな意味を持っている。 新システムの利点は、携帯電話を除く119番通報の発信地を、瞬時に表示する機能。会話ができないような状態にある人や、言葉の通じない外国人であっても、現場に駆けつけることができる。そうした場合は、救命と火災どちらでも対処できるように消防車と救急車二台が出場している。 消防局では「指令システムは、消防、救急の心臓部。119番を通じて市民を守る窓口だ。災害地点を確定し、いかに早く現場に行くかを第一としている。新システムでスムーズな流れができた。県内では初めてのシステムだが、全国の8割はこうしたシステムを既に使っている。前システムは平成元年に導入したもので、現在の仕様を六、七年かけて考えてきた。今年度から、衛星を使って、通報地の近くを走っている救急車、消防車を現場に向かわせるシステムをつくっていく」と話している。(平成12年4月20日)
100周年地域イベントほぼ出揃う
高崎市制一〇〇周年事業で、三六小学校区ごとに実施される地域まちづくり事業の計画がまとまり始め、早い地域では、既に実施が行われている。 この事業は、各校区の特色を生かした自主的なイベントづくりを通じて、地域を活性化し、一〇〇周年の目玉となるもの。地域事業の内容は、今まで地域で行われてきた催しや新たな企画など自由。実施については、地域組織にまかされている。 事業内容は、お盆にあわせた納涼祭、秋期の文化祭、体育祭・運動会が多い。実施時期は七月下旬から八月中旬、十月〜十一月に集中している。高崎市では「全校区とも順調に動きだしている。校区に強制している催しではないので、三十二校区全てが参加するとは予想していなかったので、とてもうれしく感じている。複数の事業を計画しているところが多いので、盛り沢山になった。イベントカレンダーをきめ細かく広報して、市民が参加 交流できるように情報提供していきたい」と話している。同事業の計画日程は、高崎市の インターネットホームページにも、近く公開される予定。(平成12年4月20日)
タウト生誕120年を記念して日独協会が総会
ぐんま日独協会の総会とブルーノ・タウト生誕百二十年を記念する講演会が十四日午後、高崎シティギャラリーコアホールで行われた。 式典では、フォルクマー・シュテッカードイツ公使が、日独協会に祝辞を寄せるとともに、ドイツの建築家ブルーノ・タウトを顕彰しようとする市民運動に、賛同の意を述べた。 講演会では、タウト研究家の朝雲久兒臣氏が「月とムカデと洗心亭」、武蔵野音大教授の古池好氏が「ドイツの国旗と国家について」を話した。総会後、少林山洗心亭を見学、記念植樹し、タウトを偲んだ(平成12年4月20日)。
預金金利なんと100倍
高崎信用金庫は、低金利時代にびっくりするようなプレミアム金利定期が抽選で当たる「超ビック利定期預金2000」を発売している。また同金庫の各店で、同預金の新規獲得額の〇・〇一%を、所在する市町村に寄付し、地域福祉の向上に貢献する。 「超ビック利定期預金2000」は、八月末日まで取り扱っており、抽選で二千人に特別金利や記念品がプレゼントされる。賞品は、百両賞が金利百倍のプレミアム金利定期の予約券百人、大判賞が金利十倍のプレミアム金利定期の予約券百人、小判賞がイミダス二〇〇一年度版千八百人。対象は個人、新型複利定期かスーパー定期十万円以上一千万円までの預金に、十万円について一本の抽選権利が付く。抽選日は十月上旬。 百倍、十倍のプレミアム金利の定期予約券の使用は次回の定期預金からで、期間は十一月一日から十三年八月末日。五十万円以内の一年定期となる。プレミアム金利の基準となるのは、スーパー定期三百万円未満一年もの平成十二年三月六日現在金利。問い合わせは高崎信用金庫各本支店まで。(平成12年4月20日)
市勢要覧を配付
高崎市の産業、観光、街づくりの特色などをまとめた市勢要覧が市役所1階の市民情報センターで無料配付されている。本文オールカラーで四〇ページ、資料二〇ページ。英語の要約文付。美しい写真が多数掲載され、市外の人や海外に本市を紹介するのに最適。問い合わせは高崎市広報広聴課321・1111。(平成12年4月20日)
「怪しい者」・・・ではありません。
高崎市が都市景観保全のためにNPOに発注し、今年二月に行われた歴史的建造物調査で、広報不足が原因と思われる苦情が数件あり、本年度調査では、市民への事前周知を徹底することになった。 同調査は、市内に残る古い建物を一つひとつ確認するもので、路地から個人宅を目視していく。奥まった場所や、遮蔽物がある箇所では、どうしても覗きこむような動作となる。調査員は、高崎市の腕章を着用しているものの、場合によっては、周辺住民に不審な印象を与えかねない。調査の主旨が市民へ広報されておらず、必要な場合は、調査員が現場で説明などしていた。高崎市では、広報五月一日号で、調査の内容を知らせ、市民の理解を求めていく。今年度調査は六月以降開始される予定。調査員は腕章と身分証を着用する。(平成12年4月20日)
二万五千トンの水を備蓄 正観寺町に配水塔完成
高崎市水道局が、上水道の安定供給と、災害時の飲料水確保のため、正観寺町に建設していた配水塔一号基が完成し、二十五日に竣工式が行われた。配水塔は、直径約三十六m、高さ約三〇mで、一三五〇〇トンの容量があり、十三年度には同容量の二号基が完成する予定で、全市民の飲み水五・二日分が確保できるようになる。 高崎市の上水道の配水は、白川、若田といった水源や浄水場を起点とした五水系によってまかなわれている。正観寺町から入る県央第一水道の供給量は、全市の三分の一に当たる。市東部の三万世帯、八万人に水を供給する流域面積が大きな水系だが、今まで配水池がなく、事故や渇水時には減断水が避けられない状況だった。高崎市水道局は、水の安定供給を確保し、災害に備えた備蓄設備ともなる配水塔の建設を平成八年度から進めてきた。 今回完成したのは、第一号塔と給水制御を行う管理棟で、災害に備えた危機管理能力も有する。十三年度に二号塔が完成すれば、五万二千トンを貯水する関東最大規模の施設となる。現在、高崎市では、通常使用量の八・九時間分の水を常時備蓄しているが、完成後は十二・八時間分の備蓄量となり、国の指針である十二時間を上回る。 竣工式で、松浦市長は「命を守るライフラインとして、平常時の安定給水や災害時の飲料水確保は重要」、設計・施工者の代表は「国内最大級の配水塔が完成した。技術の粋を集めて耐震性、安全性を向上させ、市民の暮らしを守る仕事ができたのでないかと誇りに思っている」と話した。総事業費は四十六億円となっている。(平成12年4月27日)
無償補償が一部終了/新庁舎の開庁から二年
高崎市役所新庁舎が開庁して、丸二年が経過し、庁舎の内装などに関する箇所の二年間の無償補償期間が、三月末日をもって終わった。防水や外壁については、補償期間が五年、十年と長期にわたっている。 補償期間は、庁舎の構造や場所、構築物の耐久性によって違っているが、ブラインドや床、ドアなどは二年間。屋根部分は二十年と長く、工事契約時に、それぞれ業者と定めている。 高崎市管財課によれば、開庁から現在まで、二年間の間に無償修理した箇所は、雨漏りだけで、十件以上。小さな隙間や細々とした不具合を合わせると「かなりの数にのぼり、数えられない」ほどであった。「公の建物なので、個人住宅では見逃してしまうような箇所でも直した。不良箇所は、すぐに対応してきた(同課)」。修理箇所は、職員の指摘によるもので、市民からのクレームは無かったという。完成後、らせん階段部分の手すりと、北側入口のスロープが追加工事されたが、これも職員の発案だった。「庁舎施設についての苦情がほとんどなかったのは、職員が積極的に市民対応した成果ではないか」と同課の評価。「市民に愛される市役所」づくりが大目標だと話していた。(平成12年4月27日)
カルガモ、今年は行っちゃった!
昨年、五月の連休明けにカルガモの親子が高崎市役所二階ベランダに営巣したのが見つかり、話題になった。今年の四月上旬、カルガモのつがいが、同じ場所に現れたのを市職員が発見。植え込みの中にしばらくいたが、じきに飛んで行ってしまったという。それ以降、カルガモの姿を見ることはなく、市役所での子育て騒動は、今年はなさそうだ。(平成12年4月27日)
ケチケチ省エネ作戦成功
高崎市役所庁舎の年間消費電気量が、新庁舎元年の平成十年度よりも、十一年度は減少し、省エネ効果が上がっている。十年度の年間使用量は九一四万キロワット、十一年度は八七三万キロワットで、五%ほど削減。こまめな節電が積もり積もって山となった。 省エネ対策に十年末から取り組み、十一年度には庁内組織の省エネ委員会が発足。市職員に対する省エネ心得は、かなり細かく指示されているようだ。来客窓口を持つ部署以外は昼休みは必ず消灯、利用者不在の部屋は必ず消灯、上下三階は階段を使う、業務用エレベータの無駄停止を防止し電気と時間のロスを無くす、ブラインドを活用し空調効率を上げるなど。更衣室など、市民に関係のない場所では、天井の蛍光灯を間引きしている。複写機の電源を消し忘れて退庁するなど論外だ。空調温度は、制御室で一括管理し、各フロアで操作することはできない。省エネを徹底させるために、昨年の五、六月は、担当職員が庁内を回って、消灯の確認などを行った。 高崎市では「細かな節約に注意し、職員の意識も変わってきた。省エネの良いアイデア があったらどんどん取り入れたい」と話し、光熱費の節約に気合が入っている様子だ。(平成12年4月27日)
インターネットで新卒者採用活動を
インターネットを使った就職活動が、近年、本格化しており、学生と企業両者の需要が高まっている。インターネットで企業検索をして、採用情報を学生が得たり、企業説明会や、会社訪問の申込みをEメールで受ける企業もめずらしくない。地方の中小企業にとっては、インターネットを使った採用活動をしたくても、専門知識を要したり、ネット上の紹介サービスへの登録料金が高額であったりするなど、難しい場合もある。会計事務コンピュータサービスのTKCは、無料で企業採用情報が登録できる「ふるさと求人情報」を提供しており、加盟する市内の公認会計事務所を経て、申し込むことができる。 ネットへの情報は、所定の登録用紙に書き込む基本情報のほか、自社のホームページやEメールにリンクさせることができる。登録情報は、地域別や職種別でも検索される。問い合わせは、島津会計事務所(昭和町)323・2203(平成12年4月27日)。
恒例の青空「人情市」
毎月恒例の人情市が二十三日にもてなし広場で開かれた。趣向をこらした露店やバザール風の青空市が並び、買い物客でにぎわった。会場では、軽音楽コンサートを開いたり、遊具コーナーを設けるなど、訪れた市民に春の一日を楽しませていた。(平成12年4月27日)
チャリティーゴルフの収益金で寄附
国際ソロプチミスト高崎(重田晴子会長・)は二十日、富岡市内のゴルフ場でチャリティーゴルフ大会を開いた。 同日は、会に賛同する約二百名が参加。収益の一部は、福祉の店「シンフォニー」(昭和町)に寄附された。(平成12年4月27日)
蓮如賞「尺八オデッセイ」房一郎氏の思い出も
尺八奏者で、日本音楽研究家のクリストファー遙盟さんの著書「尺八オデッセイ 天の音色に魅せられて」が、優れたノンフィクションに贈られる第六回蓮如賞(一九九九年度)を受賞した。遙盟さんはアメリカ、テキサス生まれ。著書の中では、元井上工業社長の故井上房一郎氏とのエピソードも紹介している。 遙盟さんは「『尺八オデッセイ 天の音色に魅せられて』は、私の初来日から27年間の記録で、尺八との出会いから自分がプロの演奏家となり、アメリカでボルダー国際尺八音楽フェスティバルを開催するまでの長い道のりについて書きました。来日してまだ間もない頃からの芸術パトロンであり、自分には忘れがたい存在となった高崎市の井上工業社長、井上房一郎氏との出合いについて、世界的な彫刻家イサム・ノグチとの四国の山奥での出会い、人間国宝であり師であった故・山口五郎先生との思い出、日本という国の不思議さ、中米やヨーロッパで吹いた尺八ミュージック、そして、世界に広がって行く尺八と邦楽の面白さまで、ほんとうに自分が尺八を通して見た沢山の世界や人々について書いたつもりです。「蓮如賞」を頂いた拙著、二年先の学習指導要領の改訂などで今邦楽が注目を浴びていることもあり、タイムリーな話題だったためだと思います。この本によって、尺八人口が増えないまでも、読んだ人が尺八の音に敏感になっていただければ嬉しいと思います」と話している。 「尺八オデッセイ」は現在、河出書房新社から出版され、全国の書店で発売されている。受賞を記念したコンサートも六月二十三日に、東京のサントリーホールで開催される。開演時間は午後七時からで、観覧料は五千円。問い合わせはクリストファー遙盟さん03・3332・6012(平成12年4月27日)。
感謝デーで入館無料/観音塚考古資料館
高崎市観音塚考古資料館(八幡町)は、五月三日から七日までの五日間、市民の入館を無料とする「市民感謝デー」を開催する。 同資料館は、近くの観音塚古墳から発掘された埋蔵物を中心に、考古学資料の展示を行っている。感謝デーの期間中の毎日、「まが玉つくり教室」も開催される。時間は午前九時三十分からと午後一時三十分からのそれぞれ二回。参加には材料費百円が必要となる。申し込み問い合わせは同資料館343・2256へ。(平成12年4月27日)
キャパ賞受賞作を一同に
激動の二十世紀を切り取る 高崎市美術館では、五月二十八日まで、「ロバートキャパ賞展 二○世紀と人間」を開催している。 ロバート・キャパは世界で最も偉大な報道写真家として、不動の地位を獲得した人物。戦争と人間愛をテーマにした写真を数多く残している。一九五五年、キャパがインドシナ戦線で地雷を踏み死亡した翌年、キャパの業績と精神を継承しようと「ロバート・キャパ賞」が設定された。同賞は「ライフ」誌と「アメリカ海外記者クラブ」で毎年発表された写真作品の中から”特に優れた勇気と冒険心を持って海外で撮影された最高の写真作品”に贈られる国際賞として定評がある。 同展では、キャパ本人の代表作とともに、キャパ賞を受賞した三十四名の代表作品約百点が展示されている。同賞受賞者の作品が一同に集まった初めての写真展になった。受賞年ごとに並べられた受賞者の中には、カンボジアで死亡した沢田教一の名前も。 会場は、老若男女を問わず多くの市民が訪れ、食い入るように見つめる姿が印象に残った。 開館時間は午前十時から午後六時(金曜日のみ七時)まで。入場料は一般五百円、大高生三百円、中小生二百円。問い合わせは同美術館324・6125へ。(平成12年4月27日)